巨人岡本“大ブレーク”の陰に引退表明の日ハム矢野謙次あり

今季限りでの引退を表明した日本ハムの矢野謙次(38)は、巨人の「掘り出し物」だった。
「明るいキャラクターと気持ちを前面に押し出す泥くさいプレースタイルからは想像しにくいかもしれないが、実は確かな野球観、技術論を持っている。後輩選手からは特に頼りにされていた」 とは、古巣の巨人関係者。高卒4年目にして大ブレークを果たした巨人の岡本和真(22)もそのひとりだという。
2人は定期的に電話やラインで野球談議を交わす間柄。先の巨人関係者によれば、今季の岡本の“突然変異”の陰には矢野の存在がある、というから意外と言えば意外ではある。
「3年目(昨年)のオープン戦で、ずっと無安打が続いた時期があったんです。焦っていた時に、ふと矢野さんに連絡したら、自分はこうしてるとアドバイスしてくれて、それからヒットが出るようになったんです。(意見を交わすのは)バッティングの技術的なこと、メンタル的なこと、両方です。」
内容は矢野さんとボクの秘密なんで言えませんけど、ワンポイントアドバイスが具体的で分かりやすい。勇気が出るような言葉をくれたりして大好きな先輩です “師匠”の矢野は、現役引退を表明した28日、古巣巨人との二軍戦の六回に代打で登場し、逆転3ラン。いかにも矢野らしい勝負強さを発揮して巨人ファンからも大歓声を浴びたが、試合前の打撃練習はもっとこの男らしかった。
53球を打って、左方向へ引っ張ったのはわずかに4球。事実上、この日が最後の実戦だったにもかかわらず、いつものように徹底して右打ちのチーム打撃を繰り返した。引退後については未定だが、指導者としても「掘り出し物」になるかもしれない。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。