<プロ野球CS>打つ手が早く的確 巨人の高橋監督

○巨人4-1ヤクルト●(CSファーストS第1戦=神宮・13日)  打つ手打つ手が、早く、的確だった。
1点リードの五回2死二塁で山田哲を迎えた場面。先発・今村は粘投していたが、高橋監督は迷わず上原をマウンドへ送り出した。「流れを止めるためにいってもらったと高橋監督。」
米大リーグで2013年にワールドシリーズ制覇も経験した右腕は、低めへ絶妙にスプリットを沈めて空振り三振で切り抜ける。その様子を見た指揮官から続投を促され、六回も3人でぴしゃり。早めの投手交代で、相手の反撃ムードを断ち切った。
攻撃でもタクトはさえる。七回無死一塁、「送りバントだと思ったという陽岱鋼へのサインはヒットエンドラン。外角球に食らいついた打球が左中間を転々とする間に、一塁から長野が一気に本塁へ。」
これを機に、8連敗中だった小川をノックアウトした。08年に中日と対戦したCSファイナルステージ以来、10年ぶりにポストシーズン勝利をマークした上原は言う。「内容どうこうでなく、勝つことが大事」。
勝利だけを見据えて躍動する選手に、さえ渡る指揮官の采配。リーグ3位と失うものはないだけに、ポストシーズンの台風の目となる予感も漂う。

 
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