【中日好き】荒木雅博、23年分の笑顔

クライマックスシリーズが始まった13日。
荒木雅博の最後の雄姿を目に焼き付けようと多くのファンで埋まるスタンド。1番セカンドでスタメン出場した荒木は最後まで全力プレーでスタンドを沸かせた。試合数、安打数、守備、走塁。
どこをとっても一流。そんな荒木が生涯こだわり続けた物がある。それは荒木の代名詞といってもいい盗塁だ。
引退会見、「あと1つ走りたいねと悪戯っぽく話した荒木は、その姿に多くのファンは惜しみない拍手を送った。結果はアウト。しかし、その姿に多くのファンは惜しみない拍手を送った。結果はアウト。」
結果は度外視だ。ドラゴンズファンはその姿に荒木雅博の歴史を感じ取ったはずだ。数年前、荒木はこんな事を話してくれた。
「みんな、ホームランはすごく価値を感じるのに盗塁は、どこか当たり前というか、簡単に思われているのが残念なんだよね。僕はホームラン1本と盗塁1個の価値は同じだと思っている」。入れば必ず点の入るホームラン、点に繋がるかもしれない盗塁。
しかし、荒木は努力を惜しまなかった。
そして、その努力を荒木は決して人に見せなかった。亀澤恭平はこう話す。「観察力がずば抜けているんです。」
「誰よりも早く投手の癖を見抜く。癖というか特徴ですね。膝の曲がる角度、呼吸する際の肩の上下動からユニフォームのシワまで」。
「ほとんどの選手はタイミングをとる事で必死なんですが、荒木さんはもう1つ2つ上のレベルの観察をするんです。そしてこの動きをすれば、ほぼ間違いなく打者に投げるって答えを導き出すんです」と明かした。それは荒木が積み上げてきた経験に他ならない。
そしてそのプロセスを京田陽太が説明してくれた。「荒木さん、試合に出ている僕なんかより疲れていることもある」。

 
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