【追球】勝負分けた4回、ソフトB甲斐の打席 ヒット捨てて四球狙い出塁

◇パ・リーグCSファイナルS第1戦 ソフトバンク10―4西武(2018年10月17日 メットライフD)  1打席目と違ったのはその脳裏に「残像」があることだった。
勝敗の分岐点となった。「ファウルでいいと思っていた。前の打席は空振り三振。」
球威、切れを体感し、頭の中を「ヒット」から「四球」狙いに切り替えた。ゾーンを絞り、ファウルで粘ることでボールをぎりぎりまで見極めた。2ストライクから直球、2球連続のチェンジアップを見送る。
フルカウントからやられているスライダーが続いたが、6球目145キロはファウル、7球目の147キロにはバットが止まった。「その前の三振があったので」。甲斐は同じ失敗を繰り返さなかった。
「あれが大きかった。相手にとっては痛かった。これを反面教師にせにゃいかんね」と達川ヘッドコーチ。
指摘の通り、西武・辻監督は「(下位打線を)アウトに取れず、ああいう形になったと敗因の一つに挙げた。小さなミスが、流れを左右する短期決戦。「これからも考えながら打席に入りたい」。
甲斐は自分に言い聞かせるように言った。

 
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