レッドソックス5年ぶり13回目のワールドシリーズに王手 

◆ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 アストロズ6―8レッドソックス(17日・ヒューストン)  レッドソックスが逆転で3連勝。
6―8で迎えた9回2死満塁。一打逆転サヨナラの土壇場で、ブレグマンの放った左翼へのライナーをベニンテンディがダイビングキャッチ。レ軍が総力戦で3勝目をもぎ取った。
「メジャーで一番の外野陣だ」とコーラ監督が信頼する守備が、初回からチームに流れを引き寄せる。1死一塁からアルテューベの大飛球に右翼手ベッツがジャンプ。ファンの手に当たってグラウンドに落ち、一時は二塁打となるもビデオ検証の結果、観客による守備妨害と判定されてアウトに覆った。
「100%捕球できる自信があったが、何かにグラブを押し返された。アウトの判定で良かった」と同点2ランを阻止したベッツ。8回も右翼線への打球をうまく処理し、ケンプを二塁で刺した。
守備範囲の広さと強肩を見せつけ「キャンプから練習してきた」と胸を張った。マウンドも総力戦だった。レ軍は投手11人を登録。
通常より1人少ないのに加え、胃の疾患による緊急入院から再合流したセールは体力の回復を待って第5戦の先発を見送ることになった。プライスを中3日で送らざるを得ない状況だ。調子の上がらない先発ポーセロを4回まで引っ張り(7安打4失点)、その後は継投でアウトを重ねた。
8―5の8回から抑えのキンブレルを投入。右腕は2安打4四死球を与えるも最少失点でしのぎ、ブルペンで準備を始めたプライスを使うことなく辛くも逃げ切った。昨年までアストロズのベンチコーチだったコーラ監督は「去年は(先に王手を掛けた)ヤンキースに勝ち、第6戦で負けたドジャースに第7戦で勝った。」
「まだ終わっていない。しっかり準備して全力で戦うだけだ」。両軍合わせて16四死球、24残塁。
緊張感が張り詰めた4時間33分の大熱戦を終えた知将の眼光は鋭かった。

 
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