<プロ野球CS>さえ渡る継投策 ソフトバンク・工藤監督

○ソフトバンク8-2西武●(メットライフ・20日)  ソフトバンクの工藤監督は確信を持ってその名を球審に告げた。
真骨頂は六回だ。1死二、三塁で中村と対戦。2球で追い込むと、捕手のサインに首を振り、「一番、自信があると選んだのは直球。」
147キロの外角低めで見逃し三振に仕留め、続く岡田からも見逃し三振に仕留め、続く岡田からも見逃し三振を奪い、マウンドで2度ほえた。CSを前に工藤監督は「(一回からの)7イニングをいかに抑えるかをシミュレーションした。」
そこで、中継ぎに指名したのが、先発陣の一角の武田だった。しかし、生体力学に詳しい工藤監督は「武田は筋肉が柔らかい。」
回復力が高いとリリーフとしての資質を見抜いていた。球威のある投手を次々に投入することが、西武打線への対抗策になるとも考えた。だから、武田の中継ぎ起用を決断し、それがこの日の勝利にも結びついた。
レギュラーシーズンで2位に終わった雪辱を果たすまであと1勝に迫った。「王手は考えない。自分たちの野球をすることが大事と工藤監督。」
大舞台でそのタクトがさえ渡っている。

 
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