
宮本コーチは現役時代、140キロ台の速球を軸にカーブやチェンジアップなどで投球を組み立て、90年代の巨人投手陣に欠かせない存在だった。引退後はタレントとしても活躍し、明るいキャラクラーで選手の素顔に迫るなどしてきた。
宮本氏は「でも「熱ケツ情報」は続きます。とりあえず、義堂、お願いします!」と番組MCの同局・辻岡義堂アナウンサーの顔を見つめてコーナーを託した。エンディングでは「今日はこれからジャイアンツ球場へ向かいます」と引き締まった表情で語り、すっかりタレントからコーチへ変身していた。
◆宮本 和知(みやもと・かずとも)1964年2月13日、山口県生まれ。54歳。下関工から川崎製鉄水島入り。
84年ロサンゼルス五輪で金メダルを獲得し、ドラフト3位で85年巨人入団。90年に14勝を挙げるなど活躍し、ドラフト3位で85年巨人入団。