<プロ野球>短期決戦 出るか神采配 日本S・27日開幕

プロ野球の「SMBC日本シリーズ2018」(7試合制、4戦先勝方式)は27日、マツダスタジアムで開幕する。
両チームが日本シリーズで対決するのは初めて。26日の監督会議では2年ぶりに予告先発が行われることが決定した。広島は大瀬良、ソフトバンクは千賀。
昨季までは第7戦までの延長戦は十五回まで行われていたが、今季から十二回に短縮された。第8戦以降は従来通り無制限。また、ソフトバンクの本拠地・ヤフオクドームでは指名打者制が採用される。
【岸本悠】 ◇先発は大瀬良、千賀 直近3年間の交流戦の対戦成績は、5勝3敗1分けでソフトバンクに分がある。広島は選手会長の会沢が「マツダスタジアムから始まるのは、ファンの声援もありプラスだと思う」と語るように、レギュラーシーズンでも勝率が高かった本拠地での開幕をアドバンテージにし、先手で流れを引き寄せたい。
守りのポジションを考慮し、デスパイネ、松田宣、内川の3選手から先発1人を選ぶことになりそう。デスパイネは今季の広島戦3試合で4本塁打と好相性だが、守備が不安。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは不調の松田宣が先発から外れ、内川が起用されたこともあった。
また、9月に左脚を痛めた今宮が1軍に合流。代役の西田がCSでは好調だっただけに、工藤監督は「(起用は)とても難しい。どう使うのがベストか考えると熟考の構えだ。」
一方、広島・緒方監督の采配で注目を集めるのが、打線でも中軸を担うことになる一塁手の起用法。CSではレギュラーシーズンでわずか22試合出場のメヒアを抜てきしファンを驚かせたが、2試合に先発しながら計1安打に終わった。今季初めて規定打席に達した松山、25本塁打のバティスタ、勝負強い新井、足もある西川と選択肢は豊富なだけに、考えどころ。
両監督の手腕が問われる短期決戦となりそうだ。【田中将隆、生野貴紀】 ◇「投球、いい感覚 ○…第1戦の先発を任せられた広島の大瀬良は、全体のバランスを意識しながらキャッチボールなどで調整。「真っすぐも変化球もいい感覚の中で投げることができたと手応えを口にした。」
プロ5年目で日本シリーズ初先発となるが「気持ちはいつも通り。(レギュラー)シーズンと同じように試合を作って、勝ちに導くことしか考えていない」。CSファイナルステージ第1戦での6回1失点を上回る力投を誓った。
◇「普段通り強調 ○…ソフトバンクの第1戦の先発を託された千賀は「チームに流れを持ってこられるようにしたい」と意気込んだ。軽いキャッチボールなどで体を動かし「普段通りの調整をした」と自然体を強調。広島については「打線が強い。
西武と同じくらい気を引き締めないといけないと警戒した。開幕投手を務めた今季はけがに苦しみながらも13勝をマーク。工藤監督は「持ち味を出してくれれば」と期待した。

 
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