日本シリーズ タカのリリーフ陣が無失点リレー、工藤公康監督「この引き分けは大きい」広島2-2ソフトバンク

十二回2死二塁。
この引き分けは大きいと安(あん)堵(ど)の表情を浮かべた。ベンチはクライマックスシリーズ(CS)から武田と石川を“第2先発”としてブルペンに待機させ、先発を早めに替えていく策を取ってきた。五回の攻撃でチャンスを作ると、千賀の打席で早々と代打のデスパイネを投入し、同点につながる適時内野安打。
そんな采配がはまったのも、CSでリリーフ陣が抑えてきた自信があったからだ。相手はセ・リーグを圧倒的な力で制した強力打線。広島ファンで真っ赤に染まった敵地が舞台でも、投手陣は雰囲気にのまれることはなく、加治屋は「一発のある打者が多いので長打だけを気をつけて投げた」。
各投手が短いイニングに集中して投げることができた。第1戦から4時間半を超える大接戦になったが、守護神の森は「チームが負けなかったし、(宿舎に)早く帰って寝ます」と笑顔をみせると、指揮官も「必ず明日につながる」と強調。勝利はつかめなかったが、仲間とハイタッチを交わす投手陣には充実感が漂っていた。

 
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