<広島>成長の鈴木、3打点 確かな手応え

○広島5-1ソフトバンク●(29日、マツダスタジアム)  誰もが認める「4番」への階段を、また一つ上った。
2死三塁の好機で「大振りせずにコンパクトに振っていこう」と、速球派・バンデンハークの初球の157キロをたたきつけた。勢いよく跳ねた打球を前進した遊撃・今宮が捕球し一塁に送球したが、わずかに鈴木の足が勝り先制打に。五回は1死二、三塁で「真っすぐを待っていた」が、外角のスライダーに体が自然と反応した。
中前に運び、駄目押しの2点を加えた。2年前の日本シリーズ。初めて臨んだ頂上決戦で「緊張から結果が出ず、慌ててしまった」と18打数4安打に終わった。
だが、そんな悔しさや昨年の骨折を乗り越えた今年は「雰囲気も分かっているし、考えて打席に入れている」と自らの成長を感じている。バットを寝かせ気味にした構えを、日本シリーズを前に再び立てる形に戻した。自らの感覚を重視し「打ちやすいようにしているだけ」というが、「良い状態なので継続したいとの言葉には揺るがない自信がみなぎる。
24歳の若き主砲が、大舞台で大輪を咲かせようとしている。

 
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