<高校野球>会心のサヨナラ弾 岡山理大付・池ノ内

高校野球の秋季中国大会は27日、倉敷市のマスカットスタジアムなどで1回戦4試合があった。
▽1回戦 ○岡山理大付の4番・池ノ内篤志(2年)が会心のサヨナラ本塁打。「人生一番の当たりがここぞの場面で飛び出した。」
先頭打者として迎えた初球。甘く入った内寄りのスライダーを完璧に芯で捉えると直後にガッツポーズを繰り出す。だが、「入らなかったらやばいと思った」。
すぐに走り出して一塁を蹴ると、照れくさそうに再び右腕を突き上げた。大社の先発右腕・紙田貫(2年)の外へ逃げる変化球の対応に苦しんだ。好機に凡退するなど第4打席まで無安打。
最終打席は外を意識して逆方向に狙いを定めた分、体が開かずに「コンパクトにきれいに振れた」。反省を踏まえた上での一振りだった。大会前は不振に悩んでいた。
直前の遠征でも結果を残せず、早川監督は「涙を流して悔しがっていた」と言う。新チームからベンチ入りし、試合経験も少ない。復調のきっかけをつかめないまま臨んでいた。
その不安をよそに、チームは1点を追う九回に同点にする粘りを見せると、16人が出場する総力戦を勝ち切った。岡山4位から「下克上」を狙う今大会。その中心には自信を取り戻した4番がいる。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。