コイ先勝!4番・誠也が先制&トドメで3打点 丸&松山と中軸全員打点でタカ撃ち落とした

SMBC日本シリーズ第2戦(広島5-1ソフトバンク、広島1勝1分、28日、マツダ)本拠地で先勝!! セ・リーグ覇者の広島がパ・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がったソフトバンクを5-1で下して初白星を挙げ、対戦成績を1勝1分けとした。
真っ赤に燃えた。最低気温14度と冷え込んだマツダスタジアムだが、痛快な先勝にスタンドは大盛り上がり。熱狂の中心で24歳の若き4番、鈴木がこぶしを振り上がり。
「とにかくマツダで1勝と思っていた。勝てて良かった。KJ(ジョンソンの愛称)がしっかり抑えてくれたので、自分自身も波に乗ることができました」 お立ち台では決め台詞の「最高です!!」を封印したが、バットは雄弁だった。
まずは一回二死三塁、バンデンハークの初球157キロを遊撃へ。全力疾走でボテボテのゴロを先制打とした。3-0の五回一死二、三塁ではスライダーを鋭く中前へ弾き返し、2走者を招き入れて試合を決めた。
1試合3打点は、カープの4番打者としては日本シリーズ初。山本浩二ら偉大な先輩を超えた。
鈴木を中心に、赤ヘル黄金期と呼ばれる当時の打線に引けを取らない破壊力で、2年連続の日本一を狙う強敵を打ち破った。前日27日は4時間38分の激闘の末、延長十二回ドロー。32年ぶりに第1戦が引き分けとなった。
「もう全身がしんどい。(きょうは)できるだけスピーディーに終わらせたかった」と笑ったが、有言実行の2時間55分での快勝。2試合で5安打の4番に緒方監督も「しっかりスイングができている。
状態は上がっているとうなずいた。5、6番だった2年前の日本ハムとの頂上決戦では6試合で4安打(打率・222、0本塁打、2打点)に終わっていた。第4戦(札幌ドーム)では1-1の八回無死一塁で犠打のサインを見落として空振り。
三塁コーチャーの河田外野守備走塁コーチが、あわてて駆け寄る一幕も。緊張で力を出し切れなかった教訓を胸に「今年は楽しんでやろう」と誓う。2016年オフ、ソフトバンクの内川、上林らの合同自主トレに参加した。
宮崎の地で「日本シリーズで一緒にやれたらいいですね」と誓い合った。実現した約束。負けられない「同門対決」でもある。
「相手はメチャメチャ強いので油断できない。福岡ではファンの声援もすごいので、雰囲気にのまれないようにしたいです」。34年ぶりの日本一まで、あと3勝。
その瞬間まで若き4番が思いをバットに込める。

 
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