<日本シリーズ>延長短縮、戦略に影響 「中継ぎ」命運握る

今年の日本シリーズは、延長戦がこれまでの十五回打ち切りから、十二回に短縮された(第7戦まで、第8戦以降は無制限)。
鈴木清明・球団本部長は「ベンチ入りの人数はレギュラーシーズンと同じなのに、十五回では選手も疲弊する。イニング数も同じでよいのでは、という話をした」と、前回出場した2016年のシリーズ後に提案。議論を深め、今年1月の実行委員会で決定した。
この変更に、ソフトバンクの工藤監督は「勝負がつくまでやりたいのはある」とした上で「救援陣の負担は間違いなく減る」と感想を語った。先発経験も豊富な武田、石川を「第2の先発」として中継ぎ待機させることで、先発が崩れた場合に備えた。対する広島・緒方監督も「このシリーズは中継ぎのウエートが大きい」。
両監督に共通するのは、救援陣を出し惜しみせず、必要があれば早い回からの継投もいとわない、「攻めの姿勢だ。第1戦はまさしく投手陣の意地がぶつかり合う総力戦となった。好投していた両先発とも、五回までに降板。」
そこから広島が7投手、ソフトバンクが6投手をつぎ込み、2-2で痛み分けとなった。ソフトバンクの加治屋は「自分たち中継ぎ陣の出来が、命運を握るシリーズになると確信した」。日本一の行方は、縁の下でチームを支える男たちの手にかかっている。

 
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