【ソフトバンク】工藤監督、球団初下克上で連続日本一 王さん超えの選手と監督で14度目

◆SMBC日本シリーズ2018第6戦 広島2―0ソフトバンク(3日・マツダスタジアム)  SMBC日本シリーズ2018は3日、第6戦が行われ、ソフトバンクが2―0で広島を下して4連勝で対戦成績を4勝1敗1分けとし、2年連続9度目(前身の南海、ダイエーを含む)の日本一に輝いた。
“絆”を深めたナインの手で15度、広島の夜空に舞った。シーズン2位と涙をのんだ工藤監督が下克上で2年連続の日本シリーズ優勝を勝ち取った。「最高に幸せです。」
選手のみんな、本当にありがとうと、涙を拭った指揮官に最高の笑顔がはじけた。絶対に勝つ―。執念がタクトに表れた。
第2戦で7回1失点と封じられたジョンソンからどうしても欲しい先制点はスクイズで奪った。7回1失点と封じられたジョンソンからどうしても欲しい先制点はスクイズで奪った。7回1失点と封じられたジョンソンからどうしても欲しい先制点はスクイズで奪った。
勝率5割前後と苦しみ、CS進出すら危ぶまれた8月上旬。チームの雰囲気も最悪だった。打開のため指揮官からベンチ入りメンバーの野手全員に声をかけ、2度の食事会を開いた。
焼き肉に舌鼓を打ちながら酒を酌み交わした。フランクに意見交換できる場を設けたのは就任4年目で初。野球の話はもちろん、柳田の希望で試合中のガムが解禁されるなど、笑いの絶えない時間が続いた。
日本ハムに最大11・5ゲーム差をひっくり返された16年の反省からだった。監督2年目の当時は日本ハムに最大11・5ゲーム差をひっくり返された16年の反省からだった。
「今年も故障者が多かった」が二の舞いは繰り返さない。自ら選手に歩み寄り、選手との溝を埋めた。「監督にごちそうになって、楽しくいろんな話ができた。
チームが一丸になったというか、すごくいい雰囲気になったと選手会長の柳田も振り返った。8月は9連勝を含めた18勝6敗。9月中旬には最大11・5ゲーム差あった首位・西武との差を3にまで縮めた。
「選手たちは本当によく戦ってくれた」。逆転Vは逃したが、シーズン中にまいた種が、ポストシーズンで実を結んだ。今季、最後の試合を覚悟したCS第1Sの第3戦。
無表情で隠したが試合中、自身の耳に届くほど心臓が激しく鼓動を続けた。体が熱くなりユニホームの中は汗まみれだった。「やるからには勝たないといけない」。
第1Sを勝ち抜き、その思いを改めて強くした。だから“非情”にもなれた。最終S第3戦で不動のレギュラー・松田宣のスタメン外しを決断。
「一人一人に満足いく采配はしてあげられないが、勝ちをあげられるように。それが僕の仕事だと思っている」。選手のプライドより勝利を優先した。
それでも選手たちは腐ることなくついてきてくれた。「本当に勝ちたい。ベンチの声から伝わって来た。」
このチームの監督で最高に幸せと歓喜に沸くナインを大きな瞳に焼き付けた。今季157試合目。どのチームよりも多くの試合を戦いシーズン2位から下克上のドラマは完結した。
だが、リーグVを逃した悔しさは決して忘れない。来年こそはリーグ王者として日本シリーズを勝つ抜くためしばらくの休息を挟み準備を始める。

 
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