稲葉ジャパンに武器!高梨、変則スラでモリーナ斬り

<2018日米野球:日本3-7MLB選抜>◇第3戦◇11日◇東京ドーム 東京オリンピックに向けたサウスポー強化へ、変則左腕の高梨雄平投手(26)がキラリと存在感を見せた。
第4戦は13日にマツダスタジアムで行われる。フル代表2度目の選出となった変則左腕が、名捕手モリーナを追い込んだ。8回2死、フルカウントからの7球目。
高梨が外角ボールゾーンから124キロのスライダーをストライクゾーンへ曲げる。5回に3ランを放った強打者のバットはピクリとも動かない。見逃し三振に切り、小走りで一塁側ベンチに向かった。
「まさか三振を取れるとは思っていなかった。フォアボールはもったいないし、ちゃんと勝負したいと思った結果。米国は右バッターが多いので、求められたところで抑えたいです」敗戦の中で、13球で3アウトを奪った高梨の好投は好材料だった。
稲葉監督は国際大会における左腕を招集。
この日は岩貞、成田が登板する中で、高梨がキラリと光る存在感を見せた。2勝1敗で前半戦を終えた稲葉監督は「この3連戦はまずは経験してもらうために、投げる選手を決めて継投していく形だった。広島からは誰がどこでいくかは決めずに、やっていこうと思います」と本番モードに突入する。
各投手の調子や適性を見極め、勝利のための継投に入る。MLB選抜は、左打者のソトが東京ドームの天井にぶち当てる規格外のパワーを見せている。建山投手コーチは「(高梨は)本当はソトのところで投げさせたかった。」
(ボールの)出どころの見づらい投手は重宝されると“ソトキラー”に指名。高梨は「自分ができることは目の前の1球に集中することだけ」と引き締める。国際大会には欠かせない左腕のスペシャリスト発掘へ、残り3試合は貴重な実戦の機会になる。

 
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