<社会人野球日本選手権>「上から目線」なし JFE西日本

第44回社会人野球日本選手権大会で12日、2004年以来13大会ぶりに決勝に臨んだJFE西日本(中国・広島)。
それに応えるように、ベテランも積極的に若手の相談役を買って出た。「「上から目線で指導することはしない」。橋本拓也主将(32)は自分に言い聞かせた。
裏方としてチームを支えたのが、東海大体育学部の高妻(こうづま)容一教授(スポーツ心理学)だ。精神面で選手の能力を引き出そうと今夏、山下監督が指導を依頼した。「力と技術のあるチームが、「心を高める練習をすれば結果はついてくると高妻教授。」
練習前に寝転がって心を落ち着かせる時間を設けたり、練習中に声を出す際、プラス思考が保てるように語尾を上げたりする方法を紹介した。この日、9回を1失点に抑える力投を見せた河野投手は「みんなで最後まで楽しく野球ができたのが一番。何度もピンチを背負ったが、動じずに投げることができた」と振り返った。
試合後、報道陣に囲まれた山下監督は悔しさを隠せない表情。それでも、ピンチの時にベンチから「しっかり抑えていくぞ」と前向きな言葉が出ていたことに、確かな手応えを感じていた。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。