<社会人野球日本選手権>「仮想完投」で底上げ 三菱名古屋

〇三菱重工名古屋2-1JFE西日本●(12日・京セラドーム大阪、決勝)  中堅手のグラブに打球が収まる前から、三菱重工名古屋の選手たちはベンチから飛び出していた。
今大会初登板の26歳がこう言いきることが、このチームの投手力の高さを物語っている。延長戦の末の勝利を演出したのは、見事にはまった継投策。とりわけ3番手右腕・勝野が際立った。
同点の八回、1死二塁で救援した。連打で1死満塁となったが、ここからがエースの真骨頂。自信のある直球で攻め、2番・岡は高めの143キロで空振り三振。
続く古田も直球で右飛に打ち取った。中日からドラフト3位で指名された21歳は「最高の形で1年を締めくくれた」と喜んだ。先発の右横手・西納からの4人のリレーでJFE西日本を1失点に抑えた。
三菱重工名古屋は今年の都市対抗に出場した西納、勝野を除き、ライバルチームをイメージしブルペンで1試合分を投げきる「仮想完投」に取り組んだ。
萩原が「相手に応じた投球ができるようになった」と言う。佐伯監督は試合後、「選手がたくましく成長してくれたと頬を緩めた。その言葉通り、力をため込んだ全員野球でのダイヤモンド旗だった。

 
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