関西国際大・宇佐美、根付いた「PL魂」を次世代へ

「PL魂」は、たしかに根付いていた。
よくここまでやってきたと自信につながると思いますと振り返った。宇佐美はPL学園時代、「逆境を乗り越えた。高校2年生の時、部内不祥事により対外試合禁止処分となり、夏の大阪大会に出場することが出来なかった。」
当時の監督も退任。その後も監督は決まらず、結果的に野球経験のない校長が監督を務めることになった。宇佐美ら選手たちは継投のタイミングなど戦術を考えたり、サインを出すことでサポートしていた。
ナインは校長監督とともに戦い、決勝で大阪桐蔭に敗れたものの、準優勝までたどり着いた。宇佐美は「ベンチの中で、大人の野球を知っている方がおられなかった。自分たちで考えて野球をやるという逆境に立たされた場面で、真っ向から向かっていく姿勢が大事だと思いました。」
その経験が生きているなとつくづく思いますと振り返る。当時主将を務めていた中川圭太内野手は東洋大に進み、今年のドラフトでオリックス7位で指名された。宇佐美や中川ら当時の3年生は、毎年12月に同窓会を開いている。
宇佐美は「中川はPLの時からずばぬけていた。これから中川のことを応援したい」と自分のことのように喜び、中川は今大会、関西国際大の初戦に応援に駆けつけた。絆は強く結ばれている。
「野球は団体スポーツ。人の気持ちを考えて、常に目配り気配りしないと成り立っていかない。周りを見ることが大事。」
「そこは社会に出ても生きると思います」。宇佐美は大学で野球を終え一般就職する。いずれは指導者として野球に携わることが目標だ。
宇佐美が野球で学んだ多くの財産が、教え子たちに受け継がれる日を楽しみに待ちたい。

 
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