炭谷銀仁朗、巨人移籍決定的…原監督がハート射止めた

海外FA権を行使していた西武・炭谷銀仁朗捕手(31)の巨人移籍が23日、決定的となった。
3年5億円超 野球人生で最大の決断を下した。FA宣言をしていた炭谷が西武側に移籍する旨を伝えた。この日、ファン感謝イベント後に取材対応した渡辺SDは「先ほど炭谷と話しまして、FA権を使って他球団に移籍したいという話をもらいました」と明かした。
他球団で獲得に乗り出しているのは巨人以外になく「巨人・炭谷」が事実上、誕生する形となった。悩みに悩んだ末に出した結論は、アスリートとしての純粋な欲求だった。今季の打率は3割4分5厘。
勝負強さを見せたが、森、岡田の台頭もあって47試合の出場にとどまった。「野球人としてもう一度、勝負したいという話でしたと渡辺SD。宣言残留も認めた上で慰留に全力を注いでいたが「非常に残念。」
うちとしてはなんとか残留してほしかった。本人の決断ですので尊重するしかないと苦渋の表情で明かした。移籍先となるのは、巨人が確実だ。
FA交渉解禁翌日となった16日、都内のホテルで約1時間の初交渉を行った上に、原監督からのサプライズ・メッセージも用意。交渉に臨んだ大塚副代表編成担当に「優勝するために力を貸してほしい。」
扇の要である炭谷選手が絶対に必要だと伝えてほしいと伝言を託して心を揺さぶった。これには炭谷も「熱い気持ちを伝えてもらいました。大変うれしく思います」と感激した様子で話していた。
指揮官の熱意が“恋人”のハートを、またも射止めた形で、近日中に巨人側にも“吉報”が届くと見られる。メジャーで今季20発を放った大砲・ビヤヌエバ、オリックスを自由契約となった中島の獲得に続き、今オフの補強第3弾。扇の要には今季正捕手の小林や成長著しい大城、宇佐見や岸田らがひしめく。
来季は阿部も4年ぶりの捕手復帰を決断するなど層を厚くしているが、その中でも13、17年のWBCで日の丸を背負った豊富な経験と勝負強さは、原監督が「フラット」と横一線を強調する正捕手競争においても発揮されるだろう。
5年ぶりV奪回へ、補強の手を休めない。◆炭谷 銀仁朗(すみたに・ぎんじろう)1987年7月19日、京都府生まれ。31歳。
平安高(現龍谷大平安高)から2005年高校生ドラフト1巡目で西武入団。06年は51年ぶりの高卒新人開幕マスク。堅守強肩を武器に09年から正捕手。
18年から日本プロ野球選手会会長。181センチ、95キロ。右投右打。
年俸1億1000万円。

 
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