阪神 FA西と2度目交渉 ソフトBに提示条件劣るも投手有利の甲子園アピール

阪神は24日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した西勇輝投手(28)と2度目の入団交渉に臨んだ。
同2時20分、嶌村聡球団副本部長とともに帰ってきた谷本球団本部長が口を開いた。「出る時はうまく出られたんですけどね。正直申し上げると今日(西と)会いました 約1時間にわたった第2回交渉。」
16日の初交渉に続き誠意を尽くした。今回、西に訴えたのは2点。一つは「甲子園」。
「こちらのアピールポイントと言うのか。甲子園はどちらかと言うと、ピッチャーズパーク、ピッチャーに有利なグラウンドがホームグラウンドですし」。投手にとっては広大な甲子園がホームとなる利点を説いた。
実際、西も4試合に登板し1勝1敗ながら防御率0・76と抜群の数字を残している。2点目は「リーダー」としての期待だ。「若い右腕が多いので西君には中心になって引っ張ってほしいという話をしました。
彼は“球児さんとかもいるので”と、かなり遠慮したコメントでしたけど」。熱い言葉でも「恋人」に迫った。感触は決して悪くはない。
「ウチの若い選手とも親交があるようで。高山君もそうみたいですし、あの辺に住んでいる同世代が多いみたいで球団の雰囲気というのは感じてくれているようでした」。環境面でも、アドバンテージを感じ取った。
手応えを問われると「分からないですね」と言いつつ「非常に悩んでくれているというのは事実。悩んでくれているというのは、こちらにとっては良いことかなと。条件が、だいぶ違うという風に紙面上は拝見していますので」と頬も緩めた。
ソフトバンクは4年契約という条件を大幅に上回っているもよう。それでも悩むということは大いに脈があるとも受け取れる。「そう(次回交渉で決断を聞く展開に)なったらいいな、くらいです。」
「(返答時期のメドは)ないです。こちらも、じっくり考えてくれたらいい、というスタンスは崩しておりませんので」。誠意は尽くした。
あとは、返答を待つのみだ。

 
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