ソフトB長谷川勇50%減「なにくそ」 来季34歳の逆襲

なにくそ! 福岡ソフトバンクの長谷川勇也外野手(33)が20日、福岡市のヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、年俸2億円から野球協約が定める減額制限(1億円超は40%)を超える50%減の1億円プラス出来高払いの1年契約でサインした。
記者会見場に姿を現した長谷川勇は、開口一番「減額制限超えの提示を受けました」と大幅ダウンを真正面から受け止めた。悔しさは当然ある。ただ、それを来季へのパワーに変えることしか頭になかった。
「「しょうがないという気持ちも「なにくそ」という気持ちもある。力に変えられたら。若い選手に負けるとはさらさら思ってない。
松田(宣)さんも内川さんも若い選手に負けるとか全く考えていないと思う。自分も負けるわけがない 昨年11月に右足首を再手術した今季は55試合の出場にとどまったが、打率2割8分7厘、5本塁打と勝負強さを発揮。
22日で34歳となるヒットマンには若手にない経験と蓄積がある。前半戦は2軍の期間も長かっただけに、若手にはあえて苦言も呈した。「若い選手より野球を考えている時間は絶対長い。」
「一緒に練習をやっても(練習の意図が)あまり伝わらない選手が多かった。そういう選手がいるからこそ、まだまだできるなとも思いますし、負けちゃいけない」。厳しい言葉で自分にもプレッシャーをかけた。
今オフは同じ1984年生まれの本多が現役引退し、吉村が退団。昨季までチームメートだった大隣もユニホームを脱いだ。同い年では2011年にセ・リーグMVPに輝いた中日浅尾も現役引退し、吉村が退団。昨季までチームメートだった大隣もユニホームを脱いだ。
「同年代が引退だったりホークスを離れていったりした。非常に悔しい思いをしていると思うので、そういった選手の気持ちの分まで頑張りたい」。ナイター後でもミラールームにこもって黙々とスイングを繰り返す。
誰もが認める練習の虫にとって、若手時代から積み重ねた練習量と意識の高さが自信の裏付けだ。13年に最多安打と首位打者のタイトルを獲得。今季も2度の1試合2本塁打を放った8月に3割7分2厘の月間打率を記録した。
外野陣は柳田、中村晃、上林と12球団トップレベル。「いけと言われたところでしっかり結果を出せるように。どういう状況でも打てる技術を常に持つことが自分の目標」。
年俸の大幅減を来季の逆襲につなげる覚悟だ。

 
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