異例の長期 ソフトバンクが中村晃と「4年契約」した理由

ソフトバンクの中村晃外野手(29)が22日、ヤフオクドーム内で契約更改した。
選手としての一大転機であり、価値を最大限にアピールできる時期ともいえる。昨年から代理人として北村晴男弁護士(62)を招いたのも、FA権取得を見据え球団と交渉するためだ。FA権取得を見据え球団と交渉するためだ。
この際、権利の再取得に必要な4年間を保証する意味合いで、4年契約を締結。
これは18年の国内FA権を得る2020年シーズン終了後に進路を選べる余地を残した3年契約ではある。とはいえ、中村晃の4年契約ではある。とはいえ、中村晃の4年契約ではある。とはいえ、中村晃の4年契約ではある。
なぜ4年だったのか。三笠球団統括本部長は「海外FA権を取った後もずっと、長くやってもらいたい。技術もあるし、まだまだやれることも見越して」と説明した。
13年から6年連続で規定打席に到達。その間、打率も2割9分2厘の数字を残した。
来季30歳の中村晃に、球団は向上の余地も見ている。多くの打順に適性を示し、外野と一塁をこなせ、布陣に幅をもたせられるのも貴重。また、もし柳田が20年オフに海外FA権を行使し、外野の現レギュラー3人で残るのは上林だけ。
そうした場合も想定したリスク管理も、球団にはあるだろう。そしてもう一つ、同本部長のコメントに興味深い内容があった。「本人にも話をした。」
育成から支配下になった選手がフィーチャーされる(取り上げられる)けど、彼(中村晃)も入団したころは2軍でやって、1軍定着をするかしないかといった時期が何年かあって。その後、レギュラーに定着をして今、ホークスを代表する選手になっている 11年から3軍制を敷き、多くの育成選手も抱えるソフトバンク。千賀や甲斐のような育成出身をはじめ、自前のたたき上げも多い土壌をアピールしている。
育成出身ではないが、中村晃も高校生ドラフト3巡目(当時は大学・社会人との分離ドラフトだった)から、のし上がった選手には違いない。補強と両輪を成し、球団が掲げる「育成」のシンボルの一人なのだ。同本部長は「取り組みも含めて、お手本になる選手」と評価。
「プロ野球選手だから当然、自身のパフォーマンスを最大にするのが仕事なんですけど、折を見て若い選手に声を掛けて…というところも期待していると話をしました」と明かした。「一年一年、勝負だと思ってますし。毎日が勝負だと思って、一日一日をしっかりやっていきたい」。
もともと浮ついたところがない中村晃は、契約後も淡々と言った。「まだまだ野球がうまくなりたい気持ちはありますし。立ち止まるつもりは全くないので。」
「今まで通り、頑張っていきたい」。破格の契約の価値と重み。それを受け止めて、サインしたはずだ。

 
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