選手の立場強くなった平成 真剣勝負見せて/西本聖

2018年も残りわずか。
この30年間のプロ野球を振り返って西本氏 選手の立場が強くなったと思う。FA、逆指名ドラフトが大きい。私が主にプレーした昭和の時代は、選手は球団の商品だった。
オフの契約更改で提示額に納得がいかなくて保留したとする。「じゃあトレードに出すよと脅される。これが私の現役時代の選手の立場だった。」
今は違う。シーズンオフにしても12月の末まで強制的に練習させられていた。
-メジャーに行く時代になった西本氏 メジャーに行く時代になった西本氏 メジャーに行く時代になった西本氏 メジャーに行くのが当たり前になった。
ただ、その時はメジャーに行くなど考えられなかった。これも時代の流れ。選手にとって良い環境だと思う。
-野球はどう変わったか西本氏 好投手がメジャーに移籍することもあるが、全体的に打高投低。投手のレベルが落ちたと感じる。
防御率もセ・リーグでは6球団中5球団が4点台。3割打者が15人もいる。-何が原因か西本氏 内角を攻めなくなっている。
投手の配球を見ても7~8割が外角。制球に自信が無いのか内角に投げきれない。-練習方法にも問題があるのか西本氏 投げ込みをしない投手が増えている。
やはりキャンプで投げて、投げて、投げて、投げて、投げることによって得るものは必ずある。
自分は200球超えてからが本当のピッチング練習だと思ってやっていた。それで20年間、肩も肘も故障無くやってこれた。フォームのバランス、体幹、投げるスタミナ、コントロール。
投げ込まないと身につかない。-プロ野球ではないが、高校野球では投手の球数や連投が問題になることが多い西本氏 これは指導者、監督の戦略が大きいと思う。1人のエースに頼るのか、複数の投手で勝負するのか。
それによって練習のやり方も変わってくる。それと投げすぎたからといって故障するものではない。壊れるには壊れる理由がある。
正しい投げ方を身に付けて欲しい。ファンも真剣勝負を望んでいる。
今は、グラウンド上で白い歯を見せて笑っている。
もし私が打たれた投手なら「ふざけるな!」となる。真剣勝負にはあってはならないこと。確かに侍ジャパンや自主トレで他球団の選手と仲良くする機会が増えた。
お互い親しくしたり、情報交換したりするのは良いかもしれないが、表に出すぎ。プロとしてグラウンド上でファンに見せるべきではない。ここはコミッショナーがしっかり見ていかないといけない。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。