ソフトB・内川が明かす「あの3打席でおかしくなった」

【球界ここだけの話】プロ野球の12月といえば、契約更改だ。
ぴりぴりしたムードもすっかり消え、シーズン中には口にできなかった感想も語られる。定番の質問だ。印象に残っているシーンは?  リーグ優勝を逃し、2位から日本一になったソフトバンクは歓喜と屈辱、どちらが色濃く現れたのか。
記憶の新しい日本シリーズについて語った選手は意外に少ない。リーグ優勝の西武を破ったクライマックスシリーズに至ってはゼロ。それどころか、苦い思い出も多かった。
5月に通算2000安打を達成した内川聖一内野手(36)は「開幕戦の3打席ですね」と即答した。3月30日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で、初打席は右中間への快音。「ライトにいい当たりを打って飛びついて捕られた。
2打席目はいい当たりでセンターライナー」。上々の内容も、結果は凡打だった。「ボールに逆らわずに打って結果が出ないから、強引に結果を出してやろうと。
3打席目で外のスライダーを遊ゴロ。あの3打席で、すべておかしくなった 武田翔太投手(25)は7月18日の西武戦(北九州)だ。2回7失点の大炎上で翌日に2軍落ち。
「自信もなかったし、1球も納得できる球がなかった。いままでやってきたことが間違っていると確信した」。これをきっかけに、大きく投球フォームを変えてポストシーズンで活躍。
「自分を変えてくれた試合。今までのすべてを捨てて、ゼロから新しい自分を求めることができた」。いまでは前向きにとらえるが、当初は最悪の1日だった。
他にも、多くの分岐点が語られた。ほとんどの選手が口にした「2位だったので」という直接的な表現よりも「悔しいシーズン」を印象づけた思い出の数々。年が明ければ、話題は新たな目標や決意に移る。
その土台となる「12月の言葉」を覚えておいて損はない。

 
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