野球日本代表・稲葉監督インタビュー 五輪へ土台「創る年」

2020年東京五輪で実施競技に復活した野球は、来年11月に予選を兼ねた「プレミア12」の開催など本番へ向けた動きが本格化する。
(神田さやか) --今年は海外でも采配を振るった 「練習試合も含めて20試合で指揮を執れたのが収穫。(U-23W杯の決勝はメキシコに延長の末に敗れ)「(もっと)違う采配があったと感じた。五輪では同様の場面で失敗は許されない。」
これから悩みに悩み抜いて学んでいきたい --メキシコ代表と来年3月に強化試合を行う 「(W杯では)力強い打者が多く、投手も制球が良いと感じた。五輪でも同様の投手が出てきたらなかなか点が取れない。要注意のチーム --11月の日米野球は角度をつけた飛球を打つ「フライボール革命」全盛の米大リーグ機構(MLB)選抜と対戦 「ほとんどの選手が下から上のスイングになっているが、意外に(日本では直球と呼ばれる)フォーシームにファウルが多かった。
カーブにも合っておらず、非常に有効な球と感じた --日本は「スピード&パワー」で対抗した 「日米野球で沢山の盗塁を仕掛けられた。この情報はある程度、各国に伝わると思う --ライバルの韓国や台湾には非常にいい打者がそろっている。(台湾も韓国も)少しずつ米国の野球を取り入れ、打撃では日本のように足を上げず、ステップを小さくして打つ打者が増えてきた --キューバも侮れない 「昔のように本塁打を量産するよりは安打でつなぎ、簡単に三振しないなど、日本の野球に近づいている。
ただ、身体能力は高く、乗り出すと止まらない怖さがある --来年は韓国や台湾なども視察予定 「現状で「どういう野球やっているのか」というところに興味がある。野球の変化を見ていくことは非常に大事。国によって野球が違うので --世界ランキング1位に返り咲いた 「正直、あまり意識していない。
大会ごとの優勝を勝ち取り、チームを「創る年」にしたい。
構想は少しずつできてきた ■稲葉篤紀(いなば・あつのり) 愛知・中京高(現中京大中京高)、法大から1995年、13年のWBCに出場。
17年のWBCでは打撃コーチを務め、同年7月、代表監督に就任。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。