【巨人】原監督、作る「尚広枠」 “神の足”2世出てこい

巨人・原辰徳監督(60)が10日、「尚広2世」の台頭を待ちわびた。
チームの命運を託せるランナーよ、出てこい―。原監督が現状のチームで最も欠けている部分を明かした。「尚広2世を作りたい。」
「とてつもなく大きな戦力だったし、彼は相手を不安にさせるものであった」。代走のスペシャリストだった鈴木尚広のような“神の足”の台頭を求めた。05年からの12年連続2ケタを含む通算228盗塁、成功率8割2分9厘0毛は、200盗塁以上の選手では歴代2位だ。
原監督の第2次政権下となる10年以降は主に代走として勝負どころで起用され、徹底マークを受けながら次の塁を奪い続けた。「相手チームも含めて誰しもが走ると思っていても、その中をかいくぐって走る。それがプロのランナーであり、必要なパーツの一つ」。
原野球においては“レギュラー”と言っても過言ではない不可欠な存在だ。くしくも今季から、本家が指導に当たるのだから、期待も高まる。コーチ陣が一堂に会した新人合同自主トレ初日の9日、指揮官は吉村打撃総合コーチに「よく尚広と話をしてほしい。」
その(尚広2世の)枠は設けると告げた。「少々平均点が悪くても、一芸に秀でるということでと他の技術には目をつぶってでも、1軍に必ず入れる方針。1軍登録枠が1人増の29人になる今季、若手にとっては大チャンスだ。」
候補には重信を筆頭に、松原、立岡、吉川大らの名が挙がる。「ペナントレース、真剣勝負の中でも「(こちらが)勉強になったというつもりで出すことが成長につながる。少し度胸を据えて作っていきたい」。
失敗しても問題ないオープン戦だけでなく、シーズン序盤は勝負を左右する場面で経験を積ませる方針だ。(西村 茂展) ◆スペシャリスト・尚広ストーリー 福島・相馬高から96年ドラフト4位で巨人に入団。度重なる故障に悩まされて「骨折くん」というあだ名がつくほどで、1軍デビューは6年目の02年だった。
その年は原監督から主に代走として起用されるも4盗塁で失敗も4。成功率は5割だった。だが、翌年から研究を重ねて年々、精度アップ。

 
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