達川光男氏が説く右打者の内角球捕球の極意

都内で行われた野球指導者講習会で、元広島監督の達川光男氏(63)が熱く説いたのが、インコースのキャッチングだった。
それは、古田が横使い(左肘を横にスライドさせるキャッチング)をやっていたから、みんながまねしたんです。ヤクルトの名捕手古田敦也氏の名前を意図的に出して、笑いを誘ってから、達川氏はテーマの核心に入っていく。
達川氏 古田が悪いと言いましたが、彼は天才ですね。極端なインコースが来た時には、彼はちゃんと左肘を軸にミットだけ左に回してキャッチングしてるんです。これは天性のものがあるからできることです。
左脇を締め、左肘を軸にして扇状にミットを丸く円回転するように動かしてボールに対応することなんです。そうすれば、左の脇が開かない。
必然的に脇が閉まった状態でキャッチングをすることができます。達川氏はプロ入りした若い時期に、プロ野球を代表する名左腕・江夏豊氏から、マシンを使って1カ月で10万球の捕球練習をするように言われていたという。
いっつも、3300球と言いながら、マシンやブルペンで球を受けてましたね。それで1カ月して江夏さんに、「なんぼ受けたって言われて「10万には行きませんでした、7万です」って返事したことを覚えています。でも、それで、捕球の基本が体に染み付いたとは言えますね。
楽しそうに話す達川氏の言葉と、パスボールをしないための必須の技術が加わり、受講者の熱気は60分間、最後まで冷めなかった。

 
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