阪神・川藤OB会長が新人に送りたい言葉、「1日は24時間」の意味

【球界ここだけの話】プロ野球選手として10年以上を過ごせる選手の割合は、21世紀に入って20世紀よりも約7%下がっているらしい。
キャッチボールをするルーキーらの姿に熱視線。新人以外の選手もじっくりと見守っていた。練習後、新人へ掛けたい言葉を問われた川藤氏は、なつかしそうに語り始めた。
「時間に使われるのではなくて、時間をどう使っていくか。自由時間をどう過ごすかがポイントになると思う」 そして、続けた。「藤田平さんなんか、夜の9時になったら毎晩天井からコンクリートの「ゴン」という音が聞こえた。
見に行ってみたら、バットを交互に置く音やったんや ある日、それが気になった川藤氏は藤田平氏に詳しい話を聞きに行った。しかしいつ行っても追い返されるばかり。それでもめげずに何度もたずねると、ある日。
藤田平氏がおもむろに口を開いた。「1日は誰だって24時間です 「わかったら帰れ 短いやりとりだったが、それで十分だった。」
「その使い方が大事だということを身をもって知った」。だからこそ、先輩方の背中を見て自分らの行く先を考えてほしい-。川藤氏から、これからプロの道を歩き始める新人選手たちへのエールだった。
狭き門をくぐりぬけて、プロ野球の世界に飛び込んできたルーキーたち。同じだけ与えられた「24時間」をどう過ごしていくかの積み重ねが、これからにつながっていくのかもしれない。

 
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