元ヤクルト・大松の折れない心 海外での現役続行を模索「“やりきった”と辞めたい」

昨季限りでヤクルトを退団した大松が、現役続行の道を模索している。
だから、だろう。電話の声にも寂しさはない。今年6月には37歳を迎える。
ヤクルトを退団後、国内他球団や社会人野球チームでの現役続行の道も探った。だが、現実は厳しかった。ある社会人野球関係者は「投手なら獲れた」と話す。
「何人いても、多すぎるということはない」(同関係者)という投手に対し、野手には契約する人数に限界があった。ロッテを戦力外となり、17年から2年間はヤクルトに所属した。試合前の準備に始まり、試合後は勝ち負けにかかわらず、ベンチ裏のミラールームで素振りを行った。
荒木や西浦やその姿勢を学ぶ選手は多かった。球団関係者に「若手を中心に周りに与えた影響は大きかった。引退してチームに残ってほしかった」と明かす人がいるほど実直であった。
「ロッテはもちろん、ヤクルトでも貴重な経験をさせて頂いた。感謝しかないですよ」。16年のアキレス腱断裂の影響もほぼなくなり、コンディションに不安はない。
現在も都内を中心にトレーニングを続ける。最愛の家族も理解を示してくれている。野球教室やイベントの出演などで収入を得ながら、今春意向の契約締結を目指していく。

 
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