立浪は努力惜しまぬ天才、指導者姿も期待/山田久志

球界の功労者をたたえる野球殿堂入りが15日、都内の野球殿堂博物館で発表された。
中日監督、コーチとして向き合いだが、とことん突き詰めていくタイプだろう。プロに入ってきたときから「天才」といわれた看板に偽りなしだった。高卒1年目から内野のレギュラーを張って、あれほどの数字を残したプレーヤーはそうはいない。
ことバッティングに関しては、奥が深い。理論に裏付けられた打撃術は、こちらをうならせるものがある。そのテクニックに、不断の努力を積み重ねてきた。
晩年は、膝、腰などの故障に悩まされ、限界とささやかれた。しかし、わたしが監督だった頃、少しでも負担を軽くするのに、二塁から三塁に回ると、再びひと踏ん張りしてみせた。天才肌だが、幾度も壁を乗り越えた。
まさにプロフェッショナル。今度は指導者として、球界を支えるような人材を発掘し、育てる姿をみたいものだ。

 
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