吉田輝星9センチの凄み データが証明伸びる直球

伸び上がるボールが本物の証しだ。
吉田輝星には9センチも落ちず、伸びていく。甲子園を沸かせた代名詞で堂々と歩を進める。  ◇   ◇   ◇吉田輝星には9センチも落ちず、伸びていく。
速球の「伸び」はデータでも証明されている。野球データ教育サイトの「ベースボールギークス」(http://www.baseballgeeks.jp)によると、吉田輝星のボールのホップ成分は、プロ投手の中でも群を抜いている。ボール変化量(重力の影響のみを受けてボールが到達した地点を原点とした時、回転数と回転軸による揚力の影響を受けてボールがどれだけ変化したか)を測定すると、縦変化は53センチを示す。
プロ平均は44センチで、吉田輝星は9センチも上回る。硬式球の直径は約7センチで、ボール1個以上も違う。実際にボールが浮き上がるわけではないが、ホップするような印象を与える。
さらに、ほとんどの投手の直球はシュート回転がかかるが、吉田輝星の横変化は10センチ。プロ平均の26センチよりもシュート成分が少ない。つまり、見慣れている球よりも、より真上にボールが伸び上がるような軌道でプロの打者に襲いかかることになる。
回転数自体は2125rpm(1分間に回転する数)と、同世代の根尾の2242rpmより少ない。だが手首をより立てて投げることで、回転軸が純粋なバックスピンに近くなり、球を浮き上げる揚力が発生しやすいという。データは金足農2年時の11月に測定されたもの。
昨夏の覚醒を経て、類いまれなる速球の球質は、さらなる進化を遂げている可能性もある。◆日本ハム柴田ブルペン捕手(吉田輝の投球を受け)「しっかり指にかかっていた。縦回転で軸がしっかりしている。」
「きれいな真っすぐ。球速は、だいたい130キロ後半くらいですかね? カーブは縦のいいカーブだった」。

 
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