「話題性」より「成績」重視 選抜高校野球の選考委

25日行われた第91回選抜高校野球大会出場校の選考委員会は、地区大会の成績を重視した。
最後の6校目では、市和歌山と大阪桐蔭を比較検討した末に、市和歌山は近畿大会王者の龍谷大平安に4-5でサヨナラ負けした準々決勝の粘り強い試合内容を評価する声が、委員に多かったという。選考委員会近畿地区小委員会の前田正治委員長は「チーム一丸になって相手投手を崩していく攻撃力が評価された」と話す。
これに対し、大阪桐蔭は準々決勝で2-5で敗れた智弁和歌山が、続く準決勝で明石商に0-12で五回コールド負けしたことも間接的に評価を下げる結果となった。昨夏の甲子園出場のため新チームの始動も遅れ、前田委員長は「昨秋の時点でチームとして出来上がってなかった」と力量不足だった点を挙げた。史上初の選抜大会3連覇と3季連続甲子園大会優勝の偉業が懸かる大阪桐蔭は、大きな注目を集めていた。
しかし、日本高野連の竹中雅彦事務局長は「集客力が先に立ってしまうと公正な選考ができない。選考はあくまで近畿大会の結果で見たものだ」と説明した。話題性が損なわれたとしても市和歌山に軍配を上げた選考結果は、純粋な戦力比較が大きな比重を占めたことの証左といえる。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。