いきなりサバイバル“紅白戦”、ドラ1藤原にも注目 ロッテの春季キャンプ見所は…

低迷からの巻き返しを期すロッテは、2月1日、例年通り石垣島でキャンプを張る。
さらに今回のキャンプ(1軍)は、2月1日から11日までという異例の短期日程。月の後半からは、例年以上に多くの練習試合を行っていく。昨季後半戦、ロッテの失速を招いた要因のひとつは、前半戦の奮闘を支えた先発投手陣の相次ぐ離脱だった。
石川歩投手は前半戦だけで9勝を挙げていたが、7月中盤に突如調子を崩し、さらに故障もあって長期離脱。復帰後も、8月中旬から体の異変を訴え、9月8日を最後に一軍のマウンドから遠ざかった。
この2投手が春季キャンプの時点でどれだけ状態を戻しているかは、チーム全体の戦いぶりを占う上でも重要な要素となる。若手投手の中では、昨年オフの「第2回 WBSC U-23ワールドカップ」で最優秀勝率に輝いた種市篤暉投手、ベストナイン(救援)に選ばれた成田翔投手にも注目しないわけにはいかない。また、2017年のドラ1佐々木千隼投手には復活が期待される。
フレッシュなルーキーが次々入団してくる中で、かつてのゴールデンルーキーも負けてはいられない。そして、昨年のドラフトでは全9選手中7選手が投手という指名を行ったチームだけに、春季キャンプ初体験となるルーキーたちにも熱視線が注がれる。とりわけ、ドラ2東妻勇輔投手とドラ3小島和哉投手には即戦力としての働きが求められる。
この春の段階でどれだけの投球を見せてくれるだろうか。野手陣に目を向けてみると、鳴り物入りで入団した高校生ドラ1指名を受けた安田尚憲内野手、平沢大河内野手といった期待の若手たちがお互いを意識し、切磋琢磨し、切磋琢磨し、シーズンに向けて鍛錬を積む姿は、単なる話題性だけにとどまらない効果をチームにもたらすかもしれない。
若手たちとともに話題を集めそうなのが、2016年には本塁打王にも輝いている新加入のブランドン・レアード内野手だ。昨季は12球団最少の78本塁打と深刻な長打力不足に悩まされたチームだけに、広い札幌ドームで実績を残してきた大砲の加入は頼もしい限り。その人間性も高く評価されている「スシボーイ」が新天地で見せるプレーは必見だ。
キャンプで注目が集まるのは、なにも若手や新助っ人だけではない。昨季通算2000安打の大台に到達した大ベテランの福浦和也2軍打撃コーチ兼内野手は、1月24日に今季限りの現役引退を発表。押しも押されもせぬ球団のレジェンドが若手に指導を施す様子も、今回のキャンプにおいて余すところなく確認できそうだ。
井口監督就任2年目を迎え、さらなる改革を推し進めていく気配も見える千葉ロッテ。前述の通り、キャンプの幕開けは「1軍生き残り」を懸けたサバイバルという大胆な構成だ。選手の一挙一動を、新シーズンを占うための参考材料としてほしい。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。