大王の余裕?日本ハム王柏融は打撃見せずキャンプへ

日本ハムの王柏融(ワン・ボーロン)外野手(25=ラミゴ)が、“ベールに包まれたまま”新天地で始動した。
寒気がこもる室内練習場で、王が始動した。「新鮮です。台湾に比べたら、とても良い施設と感動したが、この日の鎌ケ谷はマイナス1度を計測。」
前日26日に、沖縄・石垣島とほぼ同緯度の台湾から来日したばかりとあって「台湾は、こんなに低い気温はない。これも挑戦の1つ。新しい体験ですね」と笑った台湾球界で歴代最高の打率4割1分4厘をマークした、“台湾史上最強打者”の日本での第一歩。
初対面となる近藤、上沢らチームメートも王には興味津々だが、軽めのストレッチ、ウオーミングアップ、キャッチボールを終えると、わずか30分ほどで練習を終了した。周囲の“ひそかな”期待をよそに、バットを握ることもなかった。今オフの自主トレはランニングやウエートトレを中心に消化してきたという。
「開幕まで2カ月あるので急がなくていいかなと、ゆっくりやっていました。状態はいいけど、徐々にやっていきたい」。新天地での挑戦にも、余裕綽々だ。
打撃には自信を持つだけに、成功のポイントに挙げるのはコンディション維持。キャンプには体をケアするためマイストレッチポールも持ち込む。「まずは健康第一。」
ケガなく過ごしたい」。日本球界初の打率4割にも期待がかかるが「チームに貢献する方が大事。走攻守で、しっかりレベルアップしていきたい」と誓った。
日本語習得にも意欲的で「新聞記事やテレビを見て、これから学んでいきます」とチームになじむ努力もしていく。「(重圧は)必ずある。プレッシャーに負けずやっていきたいと静かに覚悟を結んだ。
ベールを脱ぐのは、まだ先でいい。

 
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