【巨人・羽ばたけルーキー】<2>ドラ6戸郷翔征、遊び感覚で身に付けた変化球

練習では大きな声を出し常に全力疾走。
野球をしていた父と兄の影響で、3歳から白球が遊び相手。習得した変化球は全て独自に身につけた。「何かを見たり誰かに教わったりはしてないです。」
「握りを自分で探って、この投げ方ならこの曲がりなのかと。遊び感覚ですね。その後に球種名を知っていきました」。
寝る時も常にボールを握りしめ、今では自慢のスライダーやスプリットなど6球種を操る。小学校は強肩を買われ主に捕手を務めたが、投手への憧れが強かった。「自分で配球を組み立てて、そこに投げられたら楽しいと思った」。
中2で直訴し投手に転向。才能が花開いた。初めはオーバーとサイドの両方でフォームを模索。
球速を追求し、現在のスリークオーターにたどりついた。今では最速149キロを誇る。昨年8月末には宮崎県選抜としてU―18日本代表と対戦。
壮行試合で現中日の根尾、現ロッテの藤原から三振を奪うなど5回1/3を投げ、計9三振を奪い、一躍ドラフト候補へ躍り出た。指名順こそ6位だが、伸びしろ十分。「同世代には負けたくないと、闘志を燃やす。」
「菅野さんのようになりたい。ストレート、変化球のキレが素晴らしい。自分も日本を代表する選手になりたい」と、将来の青写真を描く。
憧れの1軍の舞台へ、全力少年がプロの道を駆け上がる。(河原崎 功治) ◆戸郷 翔征(とごう・しょうせい) ▼生まれとサイズ 2000年4月4日、宮崎・都城市生まれ。18歳。
186センチ、72キロ。右投右打 ▼球歴 小1から野球を始め、妻ケ丘中2年時に捕手から投手に専念。聖心ウルスラ学園高では1年秋からベンチ入り、2年夏に甲子園出場。
3年夏は宮崎県大会準々決勝敗退 ▼球種 ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、カットボール ▼珍名字 全国でも約40人しかいない ▼特技 釣り。中2で80センチのシーバスを釣り上げた。

 
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