大山の覚醒、鳥谷の意地…/阪神キャンプみどころ

昨季最下位からの逆襲を期す阪神は群雄割拠のキャンプを迎える。
まだ成長途上。それだけ、競争が激化するということだ。今後の阪神を占う上で、とりわけ注目したいのは2点ある。
何と言っても大山だ。プロ3年目の今季、真の主力として独り立ちできるか。未完の大砲が覚醒するかしないかは、タイガースの将来を大きく左右すると思う。
昨季は大器の片りんを見せた。9月に月間打率4割1分5厘の9本塁打。昨春キャンプは序盤こそ好調も、中盤以降に停滞した。
花開けば、生え抜き4番も現実味を帯びる。もう1つは、プロ16年目鳥谷の「意地」だ。昨秋、指揮官自ら面談し、かつての定位置だった遊撃に再挑戦する覚悟をくみ取った。
矢野監督も「あれだけの数字を残している自分を捨てて、新たな自分にチャレンジしにいっている」と胸中に触れた。昨季は打率2割3分2厘、1本塁打。球団史上最多2066安打の実力者が、なりふり構わず、強敵の北條らと向き合う。
今年は38歳。ベテランにとって重要な1カ月になる。ファンの球趣をくすぐるロマンは他にもある。
開幕投手争いのほか、中谷や高山、新人近本らの中堅バトル、新外国人マルテの実力、藤川VSドリスの守護神争い…。沖縄から、挑む男の姿を伝えていく。

 
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