【巨人】ドラ1高橋優貴、3回1失点の好投「オールスターのような打線で、楽しめた部分も」沖縄当確

◆紅白戦 白組6―10紅組(10日・サンマリン宮城)  今キャンプ12球団最多となる4万人の観衆が集結する中、巨人の新戦力が初実戦の紅白戦で実力を見せつけた。
ドラフト1位左腕の高橋優貴投手(22)も先発で3回2死。
優貴の負けん気に火がついた。同世代・岡本へ真っ向勝負。初球、外角低めに直球を投じた。
打球は力なく一塁ファウルゾーンに浮く。チェンジだ。2番・陽から坂本勇、岡本の打線を3者凡退に封じプロ初実戦は3回2安打1失点。
開幕1軍へメンバーが絞られる沖縄への切符に当確ランプをともした。「緊張はしたんですけど、自分にとってはオールスターのような打線で、楽しめた部分もありました 好投にも満足していない。2回に2点の先取点をもらったその裏、先頭のゲレーロに四球を与えた。」
和田には中前打を浴び、犠打で1死二、三塁。続く炭谷への初球は左翼への犠飛とされ“プロ初失点”を喫した。「点を取ってもらった直後、先頭に四球を出すのは投手として一番いけないことと肝に銘じた。」
3回は反省を生かし、3人斬り。坂本勇との対決に「日本を代表する打者に、自分の力は出せたと思います」と語った。プロでは実戦初登板だが、実はサンマリン宮崎での実戦登板は初めてではない。
中3時、東アジアリトルシニア宮崎大会に出場し、予選リーグでこのマウンドに立った。無失点に抑え、決勝リーグへ導いた。大会を優勝で締めくくり、縁起のいい球場として心に残る。
「(当時とは)見える景色が違う。観客の数も違うので」。プロとして原点の地に帰ってきた左腕には、多くの観衆が声援を送った。
これまで決して華やかな野球人生ではなかったが「やってきたことが、正しいと思えたかなという部分もあった」と成長を実感できた。原監督は沖縄行きに対して「もちろんそうですよね」とGOサイン。宮本投手総合コーチは「スクリューはいいところに決まってたけど」と一定の評価を与えたが「(先発ローテーションの)「テーはwaiting(まだ)だねと沖縄でのさらなる活躍に期待した。
「まだ実力不足。もっともっとレベルアップが必要」と背番号12。開幕ローテへ、一つ大きな壁を乗り越えた。
(河原崎 功治) ◆高橋 優貴(たかはし・ゆうき)1997年2月1日、茨城・ひたちなか市生まれ。22歳。田彦小3年時に勝田スポーツ少年団で野球を始める。
田彦中では友部シニアで投手としてプレー。東京・東海大菅生高では1年夏からベンチ入り、3年夏には西東京大会準優勝も甲子園出場はなし。北東北大学リーグ・八戸学院大では通算20勝12敗、防御率2.05。
通算301奪三振はリーグ最多。18年ドラフト1位で巨人入団。178センチ、82キロ。

 
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