【巨人】育成・坂本工宜、強気の投球で支配下登録へ前進 原監督「見事でしょう」

◆巨人紅白戦 紅組4―1白組(11日・サンマリン宮崎)  巨人の育成・坂本工宜(こうき)投手(24)が11日、支配下登録へ大きく前進した。
坂本工は、3日の紅白戦で見逃し三振を奪った主砲・岡本との再戦を迎えた。「走者を出しても絶対に点をやらない」。1ボールから直球勝負を挑み、最後は内角高めで詰まらせ一飛に打ち取った。
強気の投球スタイルがウリだ。丸は結果四球となったが、内角を攻めた。失点は北村の被弾のみ。
秋季キャンプから好調を維持し、3回2安打2奪三振と上出来の結果。3日の2回無失点と合わせ、5回1失点に原監督は「見事でしょう。結果も内容も非常に素晴らしかった。」
ロングリリーフもできるという点で、役割は非常にある気がすると絶賛の声を送り、人生初の沖縄行きが決定。「ここ(沖縄)を一つの目標としてやってきた。うれしい気持ちもありますが、沖縄に行ってからが勝負と背筋を伸ばした。」
もう一人の「坂本選手」で終わらす気はない。チームの坂本勇人。入団直後にあいさつに向かうと「お前が入ってきたせいで俺が「坂本勇」って3文字になったやんと、先輩から突っ込みが。
おいしい話だと周囲に言われ、2軍の初ヒーローインタビューで言わなかったの!」と総突っ込みを受けるほど、真っすぐで素直な男だ。「勇人さんと「ダブル坂本」でお立ち台に上がりたいですねと夢を描く右腕。
遊撃手として後ろから工宜の投球を見た主将からは「秋から結果を出して頑張っているし、いい球がいっていた。素晴らしい」と激励の言葉が送られた。野球協約で育成選手は、在籍期間は3年間となっている。
支配下登録されなければ、3年を過ぎると一度自由契約選手となる。坂本工はプロ入り3年目で勝負の年。宮本投手総合コーチは「直球の角度、変化球の緩急が見事。」
秋から力をつけて、オフもしっかりやってきた。一生懸命さが伝わると努力を評した。沖縄では対外試合が始まり、オープン戦もスタート。
登板機会は多くなる。「まずは目の前の1試合1試合の結果を残すことを考えてやっていきたい」。大舞台まで、大きな一歩を踏み出した。
(玉寄 穂波) ◆坂本 工宜(さかもと・こうき) ▼生まれとサイズ 1994年8月19日、滋賀県高島市生まれ。24歳。176センチ、82キロ。
右投右打。▼持ち球 MAX149キロのストレートにスライダー、チェンジアップ、カーブ、フォーク。▼球歴 関西学院高では外野手としてプレーも、公式戦出場なし。
関学大準硬式で投手に転向し、4年春に最多勝、最多奪三振、MVP受賞。16年育成ドラフト4位で巨人に入団。▼積極的姿勢 1軍投手がG球場に練習に訪れた際は菅野、上原、山口俊に質問攻め。
「今の時間を大切に」をモットーに練習に取り組む。▼リアルフル稼働男 キャンプのオフは時間が可能な限りトレーニング。キャンプだけでなく、年間を通して完全な休養日を設けることがない。
▼夢 一番の夢・支配下登録の他に、1軍で活躍して報知新聞の1面を飾ること。

 
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