
それが収穫ですと振り返るベテラン左腕は、ストレートを中心にスライダーとチェンジアップを織り交ぜてピッチング。「打者が打ってくる状態で、しっかり(捕手の)構えたところに投げれるかがテーマだった。ボールや高めに抜けたボールもあったが、大体はいったかなと満足気だった。」
今回のキャンプでは調整時期や方法をある程度任されているが「ジャイアンツにいたときは、早い段階で打撃投手をやっていた。自分で決めて(調整を)ゆっくりやらせてもらっています」と、ここまではおおむね順調にこなしているようだ。第4クールからは紅白戦など本格的な実戦形式での練習が始まるが、いつ登板するかは未定。
開幕ローテーション候補にも浮上する新戦力がマイペース調整で16年目のシーズンを迎える。