第91回センバツ注目校/5 啓新(福井) 全部員平等の一体感

<第91回選抜高校野球>  部員41人全員が室内練習場にいた。
もとは女子校だった同校は開校50周年の2012年に連続4強入りしたが、甲子園にはなかなか届かなかった。
植松監督は大八木さんの相洋(神奈川)監督時代の教え子で、請われて13年から部長。大八木さんの後任に就くと、現状の殻を破るために「何かを変えなければ」と感じた。目を付けたのは補欠部員。
「下が伸びないと、上もうまくならない」。全員に同じ練習をさせる一方、全体練習を短くして各自が課題克服に取り組む自主練習を増やした。昨秋の北信越大会前には「指導者の好みを反映せず、選手同士で平等に競争させるため」に、出場選手選びや戦術などを選手たちに任せる紅白戦を連日実施。
そうした中で県大会ではメンバー外だった外野手の鈴木聖矢(2年)がベンチ入りし、準優勝した北信越大会ではメンバー外だった外野手の鈴木聖矢(2年)がベンチ入りし、準優勝した北信越大会では代打で3打数1安打1打点をマークした。
個々の能力は低いが、一体感は強いと胸を張る。創部7年目の初出場。植松監督は「まず初戦を勝ちたい。」
そうすれば勢いに乗れると意気込む。全員が束になり、旋風を巻き起こすつもりだ。【石川裕士】=つづく。

 
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