19センバツ星稜/1 第2部・頂点への戦力チェック 18人、静かに本格始動 /石川

<第91回選抜高校野球>  ◇ベンチ入り発表「全員で貢献を」  「いかにも、な感じではやりませんよ」。
頂点への野心を隠さない集団は、静かに本格始動した。林監督は1月6日の初練習の時点で「段階を踏んで競争させ、早め早めでチームを作りたい」と語っていた。全員に平等のチャンスを与える目的で行った沖縄合宿を経て迎えた、2019年。
ベンチ争いは1、2年生計50人の部員のうち、まず28人に絞られた。11年の監督就任以来、林監督がセンバツで指揮を執るのは昨年に続いて2回目。対外試合ができないのは全国共通だが、天候不順が続く北陸の冬はグラウンドで練習する時間も限られる。
指揮官は「(選考の)難しさはあるけど、「秋の大会のメンバーが中心になるということは選手に伝えている」。新チーム発足から公式戦に出場登録された22人が基本軸になった。18人のうち、投手は順当に4人を選出。
昨夏の甲子園を経験した奥川恭伸投手と寺沢孝多投手(ともに2年)、寺西成騎投手(同)が初めて聖地に立つ。ただ野手の選考には、ぎりぎりまで戦力を見極めたい林監督の思いが見え隠れする。将来性を買われる長距離砲・今井秀輔選手(1年)、秋の公式戦登録漏れから「逆転当選」した吉本有佑捕手(2年)の3人に加え、昨秋の北信越大会、明治神宮大会の決勝で登板した荻原吟哉投手(同)が背番号を勝ち取ったが、まだ安泰ではない。
この2選手を含む背番号15~18の4人とバックアップメンバー3人は、3月中旬までの練習試合の結果次第で入れ替えの余地を残した。チャンスは数試合と少ないものの、7人の気の抜けないサバイバルが戦力値を高める可能性は十分にある。特に投手陣には、これまで公式戦で登録されながらも涙をのんだ選手がいる。
粛々と進んだメンバー発表の中で林監督が語気を強めたのは、「(ベンチから外れた)残りの32人が固まった。」
ポジション別に戦力を分析する。

 
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