【藤川×岡田氏対談4】どれだけ負けられるかを考えた方が、戦い方は楽よ

阪神・岡田彰布元監督(61)=デイリースポーツ評論家=と、今季の守護神奪回を目指す藤川球児投手(38)の“師弟対談”が実現した。
  ◇  ◇ -もうインタビューの予定時間(30分)を越えたが…。藤川「僕は時間は大丈夫。めったに話をすることができないから(笑)あとファンの方たちは目が肥えているんで、アウトのなり方とか求める野球というのは根付いてる。」
歴史があると思うんですよ。でも新しいものを見て、「これで負けたらしょうがないというのは無しにしたいですよね 岡田「ホームランをバンバン打って勝てるチームではないと思うしな。やっぱり1番はピッチャーよ。」
このチームは投手が頑張って勝つチームやからな 藤川「そうですよね。そこがまず頑張って。あとはいかに点を取っていくかですよね。」
監督が最初に2軍監督をやられた時に、チーム打率が・210くらいで断トツの首位。勝つ方法って将棋みたいなもんじゃないですか。指す方(指揮官)からしたら 岡田「これまた不思議でな。」
勝ったら選手もうまくなるんよ。逆の発想でな。こんだけいい選手がおるから勝てるということはないからな。
勝つことによって、こんなええ選手になっていったというのはあるよ。だから反対、逆から考えて行ったらな 藤川「将棋でも後ろから考えて行くことですよね。」
後ろから順番に詰め方が分かっていればですよね。それが分からないと、ああして、こうしてと迷ってぐちゃぐちゃになるんですよね 岡田「だから先発は5回までって決まってたら投げれるんよ。」
10人を先発で考えて、ローテに入れるのは6人。その内2人は1年間を回させる。あと4人は1年間を回させる。
とにかく今日は5回を頑張れって。
きょうは誰って分かっているから。それが井川さんになると、無いから(笑)」 岡田「だからリリーフを作った方が早いよ。
この戦力で勝てますというのは難しい。簡単に計算したら100勝できてまうよ。それは絶対にできひんから。
だから後ろから考えて行った方がね。今年は0勝144敗からのスタートやと思うよ 藤川「こうやって負けるっていうね」 岡田「こんだけ勝つかというよりも、どれだけ負けられるかを考えた方が、戦い方は楽よ。だって60回負けても(83勝で)優勝できる。
可能性ではな。60回負けるのが55回(88勝)になったら絶対に優勝できる 藤川「自分の中でもここに投げたら打たれる。だから絶対に違うところに投げる。」
僕も負けるのがイヤだから。ここに投げたら打たれて負けるからというのがあるから、違うところに投げる。監督の書いた本を前に読ませていただきましたけど、臆病じゃなきゃダメだって書いてましたよね 岡田「怖さを知らんとあかんよ。」
後ろは絶対に打たれたらあかんポジションやから 藤川「確かにそうですよね。でも今の選手に久保田くらい投げる選手はいないですよね。「ここは俺が投げる」とか、そういう選手がほしい。
すごくありがたかったですよ 岡田「それだけ投げられるということなんよ。理にかなった、疲れない投げ方をしているから久保田は投げられるんよ。」
投げ方が悪いと投げられへん。それやったらすぐに故障してしまう。だからこの時期は真っすぐをボンボン投げてな。
そうしないと絶対によくはならないよ 藤川「そうですね。自分も若い時は真っすぐばっかり投げてましたもんね」 岡田「でも今はフォームを気にしすぎている選手が多いよな。型にはまったというかな」 藤川「確かにそういう選手は多いですよ」 岡田「でも今はフォームを気にしすぎている選手が多いよな。
先発は球数を投げないといけないから、ある程度、きっちりしたフォームで投げんとあかんけど、リリーフはな。荒々しさというかな。そういうのがほしいよな。
躍動感というか。後ろにそういうスタッフがほしいよな。みんなフォームを気にしすぎてるんよな 藤川「だからノックで下半身をしっかり鍛えることが大事ですよね」。

 
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