広島は強いチームじゃなかったぜと/原監督×山田氏

4年ぶりに復帰した巨人原辰徳監督(60)が21日、世界一に輝いた09年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で監督、投手コーチとしてタッグを組んだ山田久志氏(70=日刊スポーツ評論家)と対談した。
原監督 僕も想像できない言葉だったんですけど、とにかく選手たちにはノビノビとハツラツと野球をやってくれと。私もそういう風にやると。なぜか、原点なんでしょうね。
山田氏 構えがなくなりましたね。
私から見ても。原監督 だから今、語弊があるかもしれないけど楽しくてしょうがないんです。ゼロになったから。
例えば1回目の監督を堀内さんにバトンを渡した時の2年間は、勉強しようとか、自分の欲というか、高みに上がるというものがあったんです。そういうものがまったくなかったですから。非常にピュアな気持ち。
休息って人生にとって大事ですね。山田氏 監督で大事なことは発信力。12球団見渡して発信力のトップは原監督です。
それは間違いない。原監督 いやいや。僕の中で3年間は空白ですから。
いいイメージも悪いイメージもないわけです。例えばカープが3連覇している。これもイメージがないんです。
漠然とファンという立場で見ていた。しかし3年前に僕が監督やっている時は「カープはそんなに強いチームじゃなかったぜ」といきなり言いましたよ、選手の前で。
山田氏 マツダスタジアムで采配振るうのも3年で広島の応援もだいぶ変わりましたよ。原監督 真っ赤ですもんね。
できれば五分ぐらいの勝負はしたいと思います。山田氏 メンバーを見ると非常にバランスがいい。原監督 チームは間違いなく若返ってます。
(阿部)慎之助、亀井、彼らに頼るチームではなくなった。ベテランの内海、長野も移籍した。ベテランクラスに頼ることがなくなっているから、すごくチームは若いですよ。
山田氏 阿部はどうするのですか。原監督 僕が監督になった時に電話をかけてきて、来年はキャッチャー一本でやりたいと。分かったと。
しかし君にはブランクがある。肩とキャッチャーとしてのスタミナはしっかり磨いておいてくれと。そうしないとゲームでは使わない。
慎之助の力は必要。一生懸命やってます。でも戻らなければ彼が正捕手という形ではないでしょうね。
山田氏 監督が常に言う実力至上主義ですね。原監督 はい。実力至上主義がチームの輪をつくると思いますね。
山田氏 丸の存在はどうですか。原監督 僕もジャイアンツに長くいて、FA選手ですんなり力になった人は小笠原ぐらい。少なからず心配していたのですが、彼は言動、練習すべてにおいて彼のペース。
むしろ彼のペースになっている。山田氏 丸と坂本の打順は気になるところです。原監督 (坂本)勇人と丸は同世代なんです。
同格のリーダーで、頼り、頼られることが大事。勇人には丸をカバーしてくれと。だから丸をカバーしてくれと。
お前さんは3番で丸を少し楽な状態にできれば。山田氏 ピッチャーとしては丸2番は勘弁してくれと思います。
たまらない。原監督 3番バッターが2人いる。だから初回は必ず2点を取りにいく野球をする。
1点を取りにいく野球はしない。したがって丸2番。勇人3番、4番岡本。
そして岡本のあとを誰がカバーできるか。5番バッターだと思いますね。山田氏 楽しそうですね。
原監督 最初に言ったじゃないですか(笑い)山田氏 私は逆だと思っていた。坂本1番で丸が3番かと。
原監督 それだと面白みがない。野球そのものがガラッとは変わらない。せっかくこれだけのメンバーがいるわけですから。
勇人も勝つことに飢えている。山田氏 投手陣は。原監督 ブルペンでしょうね。
昨年の反省材料はブルペン陣の防御率を含めて、落としたゲームが多いということですよね。山田氏 9回はどうするのですか。原監督 そこもつくらないといけない。
7回、8回も。吉川(光)は中に入れました。山口(鉄也)のようなピッチャーになってくれと。
若い大江という投手もいる。クローザー候補のクックも可能性はあると思います。あとは桜井、鍬原。
このあたりがどう絡んでくるかですね。山田氏 先発はだいたいそろっているでしょう。原監督 菅野、山口、外国人2人の4人は堅いところですね。
あと2枚は新人の高橋、田口、今村。それに岩隈ですね。山田氏 新外国人のビヤヌエバは。
原監督 いいと思います。まずは27歳と若い。向上心がありますし、妙なメジャーのプライドはありません。
非常に楽しみです。山田氏 昨年はドラフト会議にも出席して、12球団の監督の中で一番存在感があった。周りからは全権監督と言われてますが。
原監督 全権監督かは分かりませんけど、ドラフトは非常に重要だと思います。このところジャイアンツのドラフトは非常に重要だと思います。このところジャイアンツのドラフトは非常に重要だと思います。

 
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