ちぎっては投げ…藤浪再生の鍵とは/権藤氏×山田氏

<オープン戦:中日4-2阪神>◇24日◇沖縄・北谷 阪神藤浪晋太郎投手(24)が24日、中日とのオープン戦(北谷)に初登板したが、4回4安打3失点、6四死球が絡む大乱調だった。
特に走者を背負ってからはバラバラでした。権藤氏 立ち上がりは「おやっ、面白いぞ」と思わせたんだが。相変わらずいい球はあるが、結果は厳しい。
山田氏 周囲も含めてフォームを気にしているのかもしれないが、もはやそういう問題でないのは明白ですね。権藤氏 まず第一にテンポが長すぎる。1回に大島に四球を与えるが、その四球と、それ以降の四球は中身が違う。
山田氏 そこに心理の落差がみてとれる。やったものにしかわからないが、投手は非常にデリケートな“人種”で、精神的なところにかかる比重が大きい。権藤氏 今、直すとしたらこれしかない。
もっとテンポ良く投げることだ。考える時間が長すぎる。ちぎっては投げ、ちぎっては投げだよ。
山田氏 それもわかりますが、これまでみている限り、そんな器用なタイプでもないようにも思いますが…。権藤氏 ブルペンは打者が立たないから投げられるが、マウンドではいろいろ考えるから乱れる。時間を置かず、打者に向かっていくことで拭い去りたい。
山田氏 フリーにやらせることも考えていいでしょうね。今の子に突き放すというと厳しいが、「やってみなさいと見守るだけで、アドバイスも、なんにもしない。権藤氏 それにおれが言いたいのは、3回で代えるべきだったということだ。」
なにも4回まで投げさせなくてもいいんだよ。山田氏 その3回に崩れましたからね。権藤氏 4回の木下祐に死球で、完全に崩れましたからね。
そこで止めてやらないと…。山田氏 ええ。1回でも、2回でもいいから、“ここ”というところで降ろすのも手でしたね。
権藤氏 過保護といわれるかもしらんが、ここまできたら、うまく“キズ”を広げないように、そろりそろりといかんとな。山田氏 それを言うなら、これまでもどこまでフォローができたのか? という疑問がある。そのプロセスに育て方があったと思うと残念です。
権藤氏 ほんとにピッチャーの心理って微妙なんだよ。オブラートに包むような育て方ができないもんかね。山田氏 それがわかっていればやってますよ。
何度もネット裏からみながら「もう少しやりようがあるのに…」と思っていましたから。権藤氏 だんだん難しくなってきた。この素材の建て直し方が…。
でもこれが現実だ。なんとかしたいな。山田氏 ええ。
あれだけのプロ入りから期待の大きかったピッチャーですから…。

 
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