イチロー、514日ぶり盗塁も“イチロー節”さく裂「いや、全然進んでない」

◆オープン戦 ロッキーズ2―4マリナーズ(24日・スコッツデール)  【スコッツデール(米アリゾナ州=安藤宏太)】マリナーズとマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプに参加しているイチロー外野手(45)が24日(日本時間25日)、ロッキーズとのオープン戦(スコッツデール)に「6番・左翼」で先発。
四球で出たイチローは、すかさず次の塁を狙った。2球目。思い切りよくスタートを切ると、右足から二塁へ突き刺さるようなスライディング。
マーリンズ時代の17年9月28日ブレーブス戦(マイアミ)以来514日ぶりの盗塁を決めた。二ゴロで三進し、続く打者の中前打で同点のホームを踏んだ。マウンドのグレイが投じたのは95マイル(約153キロ)の直球系のボールで、捕手・アイアネッタは35歳になったとはいえ09年WBC米国代表。
意表を突かれたかのような盗塁に、送球はワンバウンドとなった。イチローは「いや、全然進んでないです。いつも通り、この時期は進まないですよ」と“イチロー節”をさく裂させた。
年齢を重ねるにつれて衰えが早いと言われる脚力。45歳4か月のイチローは、オリックス時代の1994年から通算24年連続で盗塁を決めてきたが、昨季はオープン戦を含めても盗塁企画すらなかった。メジャーでは48歳のフランコ(インディアンス、ロッテなど)、NPBでは45歳10か月の浜崎(阪急)の例がある。
オープン戦とはいえ、年長記録にも迫る。サービス監督も大興奮だ。試合後は自ら「イチローの質問はないの?」と切り出し「我々は背番号51ができることを知っている。
素晴らしいと賛辞を贈った。この日は四球、空振り三振で5回裏の守備から退いた。多くの選手を試す時期とあって、アピールの場は限られている。
守備機会は2試合で1度だけ。「もっと打球が飛んできてほしいのでは?」と聞かれると「それはしょうがない」と気を引き締めた。日米通算28年目。
これまで培った全てを出して、必死にもがいている。

 
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