ダルビッシュ、6か月ぶりマウンドで154キロ「戻ってきたことが信じられなかった」

◆オープン戦 カブス4―5Dバックス(26日・メサ)  カブス・ダルビッシュ有投手(32)が26日(日本時間27日)、Dバックスとのオープン戦に先発で“今季初登板”。
6年総額1億2600万ドル(約139億円)の大型契約で入団も、故障で1勝3敗と不本意な結果に終わった昨季。この日も変化球の制球に苦しみ、2回途中で4四球2失点。それでもマウンドを降りる際に送られた、カブスファンの温かい拍手が、今季のダルビッシュにかけられる期待の大きさを表していた。
「また自分がここに戻ってきたことが信じられなかったという感じです。去年は何もしてないし、「これはブーイング来るわ」と思ったけど。なんか大変だったけど帰ってきたね、みたいに僕は受け取りました 右腕に痛みが出たのが昨年5月。
復帰を目指した8月のマイナーでの調整登板では、イニング間に腕が冷えると痛みに耐えられなくなり緊急降板した。この日も初回のマウンドを降りると腕をチェック。「若干、張りもあったので「うわぁ、大丈夫かな」と思ったけど、裏でキャッチボールをしたら、なくなったと、2回のマウンドに向かった。
降板後も右肘、右腕に痛みは出なかった。最速は154キロ。復活へ一歩を踏み出せたと実感した。
「ヒットは一応許していないし、バッターも完全に(振り)遅れていた。真っすぐがよかったのと、痛みなく投げられたというのは、自分にとってはすごく大きかった」 感慨深いのは、復帰戦に特別な思いを込めていたからだ。「正直めっちゃ緊張していた。
来るまでの車の中で、息がしづらいというか。なんかトラックとか、軽く突っ込んでこないかなとか。そういうのもあった。
誰でも緊張はあると思う。強がって、昔まではあまり緊張しないと言っていたけど 表情には充実感が漂った。試合後の米メディア約20人による囲み取材。
今年から通訳をつけていないダルビッシュは、流暢(りゅうちょう)な英語で質問に答え、最後はジョークで爆笑の渦に巻き込んだ。「今日は1回だけ聞き直して、たまに分からないことはあるけど、基本的には言っていることは分かります。(笑ったのは)「なんで今年通訳をつけないのかと聞かれたので、「球団にとってすごく高額だからと。」
(笑いを狙った?)もちろん。大阪人なので。何を言えば笑うかくらいは言う前に分かりますよ メジャー通算57勝の右腕にとって、結果や内容以上に意味のあるマウンドだった。

 
ref
 

コメントは受け付けていません。