球界大御所がOP戦勝ち星無しの阪神に喝!「必要なのは我慢と教育と練習」

阪神が今だにオープン戦での勝ち星がない。
しかも内容が悪かった。ローテー入りが期待されていた望月が先発、最速154キロはマークしたが、大事な局面での制球ミスが目立ち7失点と炎上した。1回に先制点を許した場面も一死二、三塁から新外国人のブラッシュに対してカウントを0-2と追い込んでおきながらフォークが甘く入って痛打された。
“頭”で防げる失点だった。加えてバッテリーは196センチ、106キロの巨漢のブラッシュに無警戒で三盗され、一、三塁とされたから足でひっかき回されて失点、傷口を広げた。本来、矢野監督がやるべき野球を楽天にやられた。
矢野監督は、4タコの2三振。若手のアピールの場は、楽天の開幕投手に決まっている岸に5回まで翻弄され、本番想定の必勝リレーの前に、わずか1点しか取れなかった。侍ジャパンに選ばれた大山が不在のため「一番・三塁」で起用されたドラフト3位の木浪が2安打1安打と一人気を吐いたが、代わりに4番に入った陽川は、楽天の開幕投手に決まっている岸に5回まで翻弄され、本番想定の必勝リレーの前に、わずか1点しか取れなかった。
スポーツマスコミの報道によると、矢野監督は「寂しいね」と嘆いたという。この時期に経験が必要なはずの新外国人のマルテも甲子園に残留。一方で楽天の新外国人のブラッシュは3安打4打点と大暴れした。
ただでさえ3月の試合数が少ない阪神においてこのあたりの起用意図もよくわからない。 倉敷は2003年にチームを優勝に導いた故・星野仙一氏の故郷である。星野氏は4年連続最下位だった阪神の監督を引き受けた初年度となる2002年のオープン戦では「負け癖を取っ払って勝ちにいく」と大号令をかけ、ベテランや外国人選手にも特別扱いせずに本番さながらの選手起用をして15勝3敗2分で“優勝”した。
その勢いのまま開幕から7連勝。結果的にチームに悔しさを植え付けて翌年の優勝に向けての下地は作った。オープン戦の成績に正しい因果関係はないが、オープン戦最下位のチームが優勝したケースは、ここ10年では2008年の巨人くらいしかない。

 
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