西武・秋山「狙って」打線をつなぐ“凡打” 辻監督も「ありがたい」

◇オープン戦 西武8-5楽天(2019年3月9日 倉敷)  猛打の中に自己犠牲あり!西武・秋山翔吾外野手(30)が9日、倉敷での楽天戦で打線をつなぐ“凡打”を放った。
楽天内野陣は前進守備を敷かず、1点やむなしの守備体系。秋山の狙い通りに三塁走者は生還し、なおも1死三塁の好機が残った。犠飛でも2点目が入る状況。
4番だった森も「最低でも犠飛」の心理で打席を迎えられた。結果的に森が中前適時打、さらに外崎が左翼線適時二塁打で続き、計3点を先制。辻監督も「きょうは秋山のセカンドゴロ。
進塁打と打点もついた。指示を出さなくても選手の中でやってくれるのはありがたいと打線の流れをつくった内野ゴロを称えた。西武は初回に1死一、二塁から併殺。
2回も無死一塁から2つの内野ゴロで2死まで走者を得点圏に進ませることができなかった。試合の流れを冷静に分析し、さらにこれから始まるシーズンに向けての意識付けも意図して秋山が放った進塁打。「0―0でチャンスをつぶしていたのもあったし、今やっておかないと(シーズンで)できない。」
あの後、打線がつながってくれたのでよかったです」。長打力がクローズアップされる「獅子おどし打線」だが、昨年も盗塁、四球、そしてこの日のような進塁打が、無限に絡み合って得点を生み出してきた。「ああいうのがチームとして浸透してくれればいいと思います」。
今季もそういう攻撃をするんだ、という新主将の思い。試合途中から若手選手が出場しながらも15安打を放ち、勝利を手にした。昨年の主将・浅村がこの日対戦した楽天にFA移籍。
チームは不動の3番打者が抜けた新打線を模索中だが「打順はどうにでもなる」と辻監督に不安はみじんもない。試合の流れを読み、役割を遂行しようとする打者たちが居並ぶ西武打線。今季も脅威になることは間違いなさそうだ。

 
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