【巨人】石川慎吾、V打で開幕スタメン殴り込み オープン戦打率3割8分5厘猛アピール

◆オープン戦 阪神1―3巨人(10日・甲子園)  “ダイナマイト・シンゴ”が外野の開幕スタメン争いに殴り込みをかけた。
ライバルの陽はマルチ安打、ゲレーロもオープン戦1号とハイレベルなサバイバルが展開される中、原監督は「中堅・丸」以外は競争と改めて明言した。生き残りを懸けて、石川のバットが火を噴く。豪快なスイングで石川が捉えたライナー性の打球は、ジャンプした遊撃手のグラブをかすめ、左中間フェンス手前まで転がっていった。
両軍無得点で迎えた5回1死一、三塁。馬場の初球フォークを捉えた。先制のタイムリー二塁打だ。
「(相手が)併殺シフトを敷いていたので、ゴロではなくフライを打とうと目線を上げていた。初球から振りにいくのは長所だけど、そこに裏付けをつけられるように」。頭の中を整理して打席に立ち、結果につなげた。
若手主体のメンバーで臨んだ前日9日のオリックス戦(京セラD)では2安打をマーク。この日はほぼベストメンバーで臨んだ試合で、チャンスをもらった。「監督はくじ引き(で決めた)って言ってましたと笑みを浮かべたが、ここで燃えない男ではない。」
見事ですねと拍手。さらに「(1打席目が)ふがいない打席だったでしょ。でも引きずっていないというところが、彼のきっぷのいいバッティングというかね。」
良かったですねとたたえた。パワフルな打撃から“ダイナマイト・シンゴ”とも呼ばれる男の勝負強さが際立つ。今季は春季キャンプ2軍スタートも、2月3日の平成最速紅白戦の1軍対2軍戦では19年“チーム1号”の3ランをたたき込んだ。
23日の練習試合・中日戦(那覇)でも得点圏でタイムリー。今季、対外試合での得点圏でタイムリー。今季、対外試合での得点圏でタイムリー。今季、対外試合での得点圏打率は2打数2安打2打点の10割だ。
理想を体現する一打となった。外野手のスタメン争いにも堂々と割って入った。指揮官は「ファームからのスタートという中、彼の前に常に階段を置いてもどんどん、どんどん上ってくる」と評価。
ゲレーロ、陽、亀井ら実力者が候補にいる両翼だが、「中堅・丸以外は競争かと聞かれると、「もちろんと明言した。トレードで加入した17年は99試合に出場したが、昨季は開幕1軍入りを逃し、出場試合は17に激減。活躍の舞台に飢えている。」
2軍でキャンプを過ごしていた時から、「開幕1軍じゃなくて開幕スタメンを本気で狙っているんでと目をぎらつかせてきた石川。甲子園の虎党を黙らせたV打で、その可能性は確かに広がった。(後藤 亮太) ◆石川 慎吾(いしかわ・しんご)1993年4月27日、大阪府堺市生まれ。」
25歳。東大阪大柏原高では3年夏に甲子園出場。11年ドラフト3位で日本ハムに入団。
16年11月、吉川光とともに大田、公文との2対2のトレードで巨人に移籍した。愛称は「ダイナマイト・シンゴ」。178センチ、80キロ。
右投右打。年俸は2100万円。背番号36。

 
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