吉田正尚が侍4番で初満弾!監督「勝負強さは魅力」

<侍ジャパン強化試合:日本6-0メキシコ>◇10日◇京セラドーム大阪 侍初4番で衝撃アーチをかけた。
初戦は痛恨の逆転負けも2戦目を快勝し、1勝1敗で今シリーズを終えた。吉田正を迎え、球場内のボルテージが最高潮に達した。初回、無死満塁。
チャンステーマの「Macho Man」も流れ、歓声を一身に浴びた。カウント0-1からの2球目。内角低めの直球を豪快なフルスイングではじいた。
右翼スタンドに一直線で飛び込むグランドスラムだ。「しっかりタイミングを計りながら打てると思った。球は低かったですけど、しっかり自分のスイングができました前日同様に第1打席のファーストスイングで仕留めた。」
第1戦でも初回の侍初打席で中前の先制適時打を放っていた。「自分なりに対応してアジャストすることができたと抜群の対応力で5回にもしぶとく中前打。7回1死一、三塁では低めの変化球を逆方向へ飛ばし、犠飛でこの日の5打点目を生み出した。」
高度なバッティング技術への信頼はチームの垣根を越える。現役時代に2133安打を誇るヤクルト宮本ヘッドコーチから強化試合に臨む前、直々に電話があった。「村上をよろしく。」
バッティングを教えてやってくれ!」。村上にも「吉田から教えてもらえ」と伝えられていた。球界を代表する名選手からも一目置かれる技術を証明した。
この日は4番を任された。背景には稲葉監督の「1打席の中の修正だったり、タイミングの取り方にしても1球ごとに感じながらやれている」という吉田評があった。試合後に指揮官は「初見の投手にしっかりと自分のタイミングで振れていた。
勝負強さは魅力的。ここというところで任せられる。そういう選手が4番にいてくれると安心感がある。
今日は心強く思っていたと信頼度をさらに高めた。4番について吉田は「任されたポジションで自分のベストを尽くすだけです」ときっぱり。わずか2戦で侍の中軸を担える力を示した。
「日本の4番」として結果を残し、11月13日のオランダとの強化試合で、鈴木(広島)が記録しているが、4番で満塁弾 直近では16年11月のプレミア12・1次R米国戦の松田(ソフトバンク)がタイブレークで行われた延長10回に勝ち越しの満塁弾を打った選手はいなかった。
ちなみにプロ以外では、96年アトランタ五輪の決勝で4番の松中(新日鉄君津)が満塁弾を打っている。

 
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